正解のない話を、正解のないまま話せる場所ーわくらくランチ会

2026/08/28

実家から大阪へ帰る道すがら、博多で途中下車しました。福岡の会員さんとランチ会です。

 

大阪のKITTEと博多のKITTE、なぜこんなに違う?

会場は博多駅に隣接するKITTE博多。大阪のKITTEができたのは2年ほど前ですが、博多はオープンから10年。


並べてみて感じたのは、博多のほうが少しカジュアルで、身近な空気だということ。

大阪のKITTEは、カジュアルな店もあるけれど全体にやや高価格帯という印象があります。

世界の山ちゃんの上位業態が入っていたり、ステーキハウスも少し背筋を伸ばして入る感じだったり。

 

オープン時期に8年の差がある。その間に日本の物価は静かに、しかし確実に動いた。

あるいは福岡と大阪の街の性格の違いなのか。

テナント構成ひとつにも、時代と地域が写り込むものだなあと、エスカレーターに乗りながら勝手に分析していました。職業病です。

 

ちなみに、博多でランチ会をするならKITTEはかなりおすすめです。

レストランフロアが2つあって、価格帯も声をかけやすい範囲。

小籠包、韓国料理、和食と選択肢が豊富で、ランチにも夜の一杯にも使える店が多い。

 

そして私にとっての最重要項目、眺めがいい。

昨日入った韓国料理のお店は、博多駅を少し上から見下ろせる席でした。

駅前の道路がまっすぐ伸びていく様子が見える。

景色が抜けていると、話も抜けていく気がしませんか。

博多駅を見下ろすことができました

 

5人の子育て、成人した息子、そして親のこと

お会いしたのは、

福岡でリズムトレーニングとピラティスのAYAスタジオを主宰される高尾絢子さんと、

女性のセルフラブ——自分を大切にするという考え方を伝えるメソッドを書籍やカウンセリングで届けておられる勝田美子さん。

 

高尾さんはお子さんが5人。上は大学生、下は小学2年生。

どう子育てしているのか、どうやって「自分のことは自分で」を育てているのか。

聞けば聞くほど、これは経営だなと思いました。

 

勝田さんのお子さんはもう成人。

実は勝田さん、20年ほど前にわくらくに入ってくださっていたんです。

当時、息子さんは1歳。ネイルのイベントやアロマのイベントを一緒にしていました。

その後ご主人の転勤で福岡へ行かれ、しばらく離れておられたのが、2年前に再入会。

20年越しに「息子ちゃん大きくなったねえ」と言い合える関係が、私はとても好きです。

 

そしてこの世代になると、話題はもう一方向へも伸びていきます。

親のこと。少しずつできないことが増えていく親と、どう接するか。

 

正解がないから、話す価値がある

女性が仕事をしていく中で、家のことも同時にこなしている。

子育てにはお金がかかるから、家計をどう組み立て、子どもたちにどう自立を促すか。

親については、自分を保ちながら、変わっていく関係にどう付き合っていくか。

 

どれも、正解がありません。

 

正解がないまま、それでも自分なりの考えを持って、これでいいのかと思いながら、みんな決めて進んでいる。

その「自分なりの考え」を口に出してみる。

相手の話を聞いてみる。

答えは出ないけれど、頭の中の引き出しが整理されて、なぜか少し軽くなる。ヒントは、たいてい結論ではなく雑談の途中に落ちています。

 

コミュニティの本当の機能

わくらくはオンラインの勉強会にも力を入れていて、対面とオンラインの両輪でやっています。

情報を届ける、学ぶ機会をつくる。それは確かにコミュニティの役割です。

 

でも、こうしたたわいのない雑談の時間こそが、実はかなり効いている。

 

先日ギャラクシーブックスの加戸さんとお話ししたとき、

「今でもオンライン飲み会をやっているんです。あのたわいのないおしゃべりがいいんですよ」

とおっしゃっていました。

なるほど、と思って、ちょっと考えているところです。

 

情報は検索すれば出てきます。

けれど、正解のない話を正解のないまま話せる相手は、検索では出てきません。

気持ちを共有することで自分の整理ができる——コミュニティのこの効能を、私はもっと大事にしたい。

 

だから、こうして直接会える機会を、これからもっと増やしていきます。