お得感で戦わない:自分もお客様もラクになるメニュー設計
2026/02/09ここ数日、冷え込みますね。布団からなかなか出ることができません。
そんな中、会員さんが次々と来て下さってありがたいです。

あなたはどっちに惹かれますか?
次の2つのメニューがあったら、どちらに興味を持ちますか?
1時間 30,000円のコンサルティング
3時間 30,000円のコンサルティング
私なら迷わず、1時間30,000円です。
理由はシンプルで、同じ金額を払うなら
短い方がぎゅっと濃縮されたエッセンスが受け取れる気がするから。
私自身が長時間集中できるタイプではないんです。
「さっさと変化を起こしてほしい」「結論を知りたい」
そう思うタイプです。
同じ結果が得られるなら、私は短時間で結果が欲しい。
そして実は、こういう方って増えています。
サービス設計でやりがちな「時間を長くすることで価値を出す」罠
自分のサービスを設計するとき、「どうやって価値を感じてもらえるか」は本当に悩ましいところ。
そこで世の中の相場と照らし合わせて、
- 時間を長くする
- 回数を増やす
- 手厚くする(=盛る)
こうやってお得感で対応しようとする方も多いです。
もちろん、見せ方としては分かりやすい。
でも、この設計を続けると結局、時間の切り売りになって消耗してしまいます。
「もっと何か足さなきゃ」
「同業者より長くしなきゃ」
そんなふうに、終わりがなくなる。
長い時間が嬉しい人ばかりじゃない
誰もが「長い方がお得」と感じるわけではありません。
今は特に、時間の流れが早いです。
- 忙しい
- 予定が詰まっている
- 情報は常に多い
- 決断も早い
だからこそ、短時間で結果が出るなら、そちらを選びたい人が増えています。
さらに短時間だと、相手にとっては
- 日程調整がしやすい
- 予定に差し込みやすい
- 心のハードルが下がる
というメリットもあります。
「3時間確保してね」って言われると、良い内容だと分かっていても構えてしまう。
でも「1時間なら行けるかも」なら、動ける人が増える。
これ、すごく大きいです。
「長い=親切」とは限らない
セミナーも、時間を長くすればいいってものでもないですよね。
人が1回で受け取れる情報量には限界があります。
ただ時間を長くして情報を増やしても、途中で思考停止してしまう可能性があります。
これって例えるなら…
お腹いっぱいなのに、どんどん料理を出され続ける状態。
美味しいはずなのに、もう入らない。
結果、「いい話だった…気がする」で終わってしまうこともあります。
大人になるほど食べ放題より上質な少量が嬉しい
若い頃は食べ放題が楽しかったのに、
大人になると、
上質で
丁寧に作られていて
少量でも満足できるものを
じっくり味わいたい
そんな感覚になりませんか。
サービスも同じで、特に忙しい経営者・事業主ほど
短時間で、要点が整理されて、次の一手が明確になることに価値を感じます。
忙しい人を対象にするなら「短く、濃く、動ける」を
忙しい人向けのサービスほどおすすめなのは、次のような形です。
- 時間は短め
- 内容は絞る(全部はやらない)
- その場で意思決定できるように設計する
- 次のアクションが明確になる
たくさん与えるより、変化を実感できるポイントを作る方が、満足度が高くなります。
長い=親切、とは限らない
長い=お得、でもない
短い=薄い、でもない
大切なのは、相手の時間を奪うことではなく、相手の未来を進めること。
「時間を増やして価値を作る」から卒業して、短くても変化が起きるサービスを育てていきたいですね。



