起業相談をしていると、よく出てくる本音があります。
「手間のかかることはしたくない」
「面倒くさいのは嫌」
その気持ち、すごく分かります。
できれば楽して売上を上げたいし、余計な作業は減らしたい。
ただ、ここは現実として、起業初期は、面倒くさいことが必ず増えます。
そして、事業が伸びるほどやることが増えて、面倒は別の形で出てきます。
だからこそ、仕事選びで大事なのは
「面倒がない仕事を探す」ではなく、
面倒なのに、なぜか苦痛に感じないこと
面倒なのに、案外楽しいと思えること
を仕事に選ぶことだと思います。
お菓子の仕事は面倒ばかりだけど温かい
昨年から、嬉野茶を使ったお菓子(サブレ)を開発しました。
1枚200円で賞味期限がある。しかも雑に扱うと割れてしまう。
扱いは、正直かなり大変です。
さらに、ありがたいことにお客様のご希望も増えます。
こうなると、在庫を確認しながら、個別に対応していきます。
注文数を確認して発注
→ 納品されたら検品
→ 包装
→ 発送
→ 在庫を見てまた発注…
細かい手間がずっと続く、一般的に「面倒くさい仕事」です。

でも私は、この面倒くささが嫌ではありません。
「このお菓子、団らんの場で話題になるかな」
「贈り物として喜ばれるかな」
そう考えながらラベルを貼って発送していると、心が温かくなるんです。
ここに、仕事選びのヒントがあると思います。
面倒でも苦痛じゃないなら、それは適性
起業って、結局は
面倒なことを、どれだけ引き受けられるか
面倒なことを、どれだけ続けられるか
で差がつきます。
だから大事なのは根性論ではなくて、もっと実務的な話。
面倒でも苦痛に感じないことを選ぶことです。
人によって面倒と感じるポイントは違います。
発信は苦痛だけど、1対1の接客は楽しい人
梱包発送は平気だけど、値付け交渉がしんどい人
数字管理は落ち着くけど、イベント運営は疲れる人
どれが正解でもなく、向き不向きがあるだけ。
そして、あなたが苦痛じゃない面倒は、他の人にとっては苦痛なことが多い。
だからこそ、それは仕事になります。ちゃんと価値になります。
自分の「向いてる面倒」を見つけるチェック質問
次の2つで考えてみてください。
ここが見えてくると、事業の組み立て方が変わります。
苦痛な面倒は外注・仕組み化し、苦痛じゃない面倒は強みとして磨けばいい。
起業すると面倒は増えます。
だからこそ、
面倒でも楽しめること
面倒でも苦痛に感じないこと
を仕事の軸に選ぶ。
これが、長く続けて伸ばすための現実的なコツだと思います。