ビジコンに応募する3つのメリット

2026/11/04

秋はビジネスプランコンテストのシーズン。

色々な団体がビジネスプランを募集されています。

 

私も起業初期、いろいろなビジネスプランコンテストに出してきました。

会員さんにも「出られるときは出よう」と、いろいろな形で提案しています。

 

ビジコンに出ると、色々なメリットがあります。

その中で3つのメリットを紹介します。

 

メリット① 集中してプランに向き合う時間が取れる

ビジコンには締め切りがあります。

「この日までに仕上げなければいけない」という期限がある。

 

人って、締め切りがないとなかなか集中しないんですよね。

しかも、どうせ出すのなら通りたい。

ピッチに出るのなら、やっぱり何かしらの賞をもらいたい。

それが正直なところではないでしょうか。

 

締め切りや「舞台に立つ」ということが迫ってきたときの集中力は、やはり違います。

いま発表を控えて準備されている方は、結局いつも頭の片隅にプランのことがある状態なのではないかなと思います。

 

私も、たとえば補助金の申請をしているときは、いつも頭の片隅にそのプランのことがあります。

そうすると、ふとしたとき——通勤途中で歩いているときや、信号を待っているとき、誰かの会話がきっかけになったとき——に、

「こう使ったらいいかもしれない」

「こういう見せ方もあるな」

というアイデアがポンポン湧いてくるんです。

 

ずっと頭の片隅でプランのことを考え続けていると、ふとした瞬間にアイデアが浮かびやすい状態になっています。

それって、集中して自分のビジネスプランをブラッシュアップできる時間そのものなんです。

 

だから私は、こういう

「他者の強制力」

つまり締め切りを活用することは、とても効果があると思っています。

 

ビジネスプランコンテストにしても補助金にしても、まずはエントリーの締め切りまでに書類を埋めて出す。

それだけでも十分に価値があります。

 

メリット② 他者の視点がもらえる

ビジコンに出るとき、皆さんはきっと誰かに相談されると思います。

 

そうすると、自分が持っているプランに対して

「こういうやり方もあるよ」

という、いろいろな意見を聞くことができます。

 

それができるのは、自分自身がそのプランをわかりやすい形で書面に落とし込んでいるからなんです。

頭の中にプランがあるだけで、書面になっていない、見える形になっていないと、相談に乗る方も全体像をつかむのが難しい。

 

ビジコンでは、エグゼクティブサマリーのようにA4一枚にまとめるものを書いたりします。

それを見ると、相談者やコンサルタントの方は慣れていらっしゃるので、パッと見た瞬間に

「ここが抜けているな」

「ここはもっと強化したらいいな」

というのがわかります。

 

それを突っ込まれることで、自分がもっと思考を深めなければいけないところが見えてくる。

質問で「こういうやり方はどうですか」と聞かれたら、それが新しいヒントになります。

 

そうやってアドバイスがもらえるのも、やっぱり一度書面に落とし込んでいるからこそ。

何もない状態で相談に行くのと比べたら、ビジコンをきっかけに書面に落として、人様にも見える状態にする。

そうすることで、周りの人も的確なアドバイスができるようになります。

 

「ビジコンに出るので読んでみてください」と言うと、相談にも行きやすいんです。

 

「ビジコンに出るから」と言われると、正直、相談に乗る方も気合が入ります。

普段でも一生懸命相談には乗りますけれど、目標があると——それがビジコンであったり補助金の申請であったりすると——

「これは頑張って通してあげなきゃ」

と思いますから、相談に行きやすくなるというのもあります。

 

メリット③ 人脈が広がる

ビジネスプランコンテストは、いろいろな団体がやっておられます。

 

関西なら、たとえばLED関西では大阪信用金庫さんとか大阪産業局とかが運営されていて、関西一円のサポーター企業があります。

そのコミュニティの中で知ってもらうことができます。

 

他の団体、たとえば中小企業診断士の先生の会で発表すれば、そこの先生方に知ってもらえる。

他には社会起業家のコミュニティもありますし、銀行さんがやっている場合もあります。

 

そういうところにエントリーして発表する。

応募者として入っていくことで、そのコミュニティの中で自分が取り組もうとしていることを知ってもらえる。

そしてアドバイスがもらえる。

 

なので、せっかく一つプランを作ったのなら、いろいろなコミュニティ、いろいろな団体がやっているビジコンにエントリーしてみることをおすすめします。

 

私が今までサポートしてきた会員さんの中に、障害者が働きやすいカフェを作られている小笠原恭子さんがおられます。

小笠原さんは起業前に3件ほどビジネスプランコンテストに出されましたし、起業されてからもいろいろなビジコンに出て、応援者を広げていかれました。

その結果、東京のビジコンに呼ばれるようになったり、APEC女性会議に呼ばれるようになったりもしました。

 

これは、大きいものも小さいものも、いろんなビジコンにエントリーしながら自分の思いを語っていかれた成果です。

 

なので、企業様向けとか、行政とかとつながりを作りたいと思っている方には、このようなビジネスプランコンテストの活用をおすすめします。

 

人前で話すと、自分の言葉に自分が洗脳される

人前で話す機会が増えて、自分のプランを話す機会が増えてくると、自分の言葉に自分が洗脳されます。

 

話せば話すほど、「これをやるんだ」という気持ちが高まっていくんです。

 

私は「わくらく」の入会説明会を定期的にやっているのですが、そのときに毎回、わくらくの思いや、どういう世の中を作りたいかということをお話ししています。

それを言いながら、自分の口で発して、自分の耳で聞くことで、自分自身に言い聞かせたり、確認したり、自分で自分を元気づけている。

 

ビジネスプランコンテストの練習で何回も話してみるということは、自分の気持ちを固めることにもつながります。

それもすごく効果的ですし、ビジコンで話していると、他のところで話すときも力強い。

その人の話にパワーがあるんですよね。

 

ビジネスプランコンテスト、たくさんありますので、探してみることをオススメします!