話題の映画『プラダを着た悪魔2』を観てきました。

仕事女子にはたまらない作品です。
ファッションが圧倒的におしゃれで、スクリーンを眺めているだけでもうっとり。
思わず「綺麗な服が欲しい……!」という気持ちが芽生えてきて、映画館を出た後はすっかりおしゃれ欲が爆上がりしていました(笑)。
前作も大好きで、DVDを何度も繰り返し観ていたほどです。
圧巻のメリル・ストリープ、76歳の存在感
今作で特に目を奪われたのは、なんといってもメリル・ストリープ演じるミランダです。
御年76歳。でも、「迫力」とか「貫禄」という言葉だけでは到底言い表せない。
彼女がスクリーンに存在しているだけで、胸にジーンと来るんです。気づいたら涙がにじんでいる、そんな感覚でした。
そしてアン・ハサウェイの可愛さも健在で、それだけでも観る価値があります。
20年前は「アンディ」に、今は「ミランダ」に共感する自分
前作を観ていた20年前の私は、若手のアンディ側に完全に共感していました。
上司にどう認めてもらうか、自分の力をどうアピールするか——そんな視点で夢中になって観ていました。
でも今作で、気づけば私はミランダ側の目線で映画を追っていました。
ミランダが抱えるもの——
「自分が時代遅れになっていく恐れ」
「引き際をどうするか」
「事業を続けていくためにプライドを曲げなければならない場面」
これが全部、リアルすぎて。
経営者として、コミュニティを運営する者として、正直ドキッとする場面が何度もありました。
「沈みゆくタイタニック」の中で、どう生き延びるか
映画の舞台はファッション雑誌「ランウェイ」の世界。
出版業界が厳しい今、ミランダはデジタルシフトの荒波の中で、誇りある仕事をどう守るかを問い続けます。
作中に印象的な言葉があります——「沈みゆくタイタニック」。
この台詞、経営者だったら全身に刺さりませんか?
業界が変わっていく中で、事業をどう続けていくか。
自分の台(ステージ)は今はいいとして、次の世代へどうつないでいくか。
成長し続けたいのに、形が変わっていくことへの怖さ。
そのリアルな葛藤を、ミランダというキャラクターを通じて突きつけられた気がしました。
「不完全」を認め合うことが、今の時代の強さ
映画全体を通じて流れるメッセージが、私には特に刺さりました。
人は皆、不完全。でも、お互いに補い合いながら、自分の仕事を楽しんでいこう。
完璧じゃなくていい。
弱みも見せていい。
それでも、自分の専門分野にはプライドを持って向き合う。
この「不完全を認め合う」姿勢こそが、今の時代に求められているものじゃないかと感じました。
そして、もう一つ心に残ったメッセージ。
「ブランドを身につけていてもいなくても、パートナーがいてもいなくても、あなた自身がアイコン。そのままでいい。自分に自信を持って、堂々と。」
何者かになろうとするのではなく、すでにここにある自分の価値を認める。
これは、多くの女性に受け取って欲しいメッセージです。
ミランダやメリル・ストリープが見せてくれたように、良い年の取り方をしていきたい。