1. ブログ
  2. 人に任せられない女性経営者が、任せられるようになる2つの考え方
 

人に任せられない女性経営者が、任せられるようになる2つの考え方

2026/01/19

スモールビジネスの女性経営者から、よく聞く悩みがあります。

それは 「人に仕事を任せられない」 というもの。


  • 自分が一番、そのサービスを理解している
  • お客様への情熱も誰にも負けない
  • 理想や信念が強く、クオリティにも妥協したくない
  • 行動が早く、アイデアをすぐ形にできる
  • しかも、責任を取るのは自分

これって、経営者としては素晴らしい力です。

ただ、その強さがあるからこそ、ある地点で必ず壁に当たります。



経営者とスタッフは「熱量」と「情報量」が違う

経営者は、日々の判断の背景に

「お客様の顔」「売上」「理念」「未来の戦略」

が全部入っています。

一方、スタッフはそこまでの情報量を最初から持っていません。


熱量も同じである必要はないのに、ついこう思ってしまうことがあります。

 

「私と同じように動いてほしい」

「この意図、言わなくても分かってほしい」

「このくらいのスピードでできるでしょ?」

 


でも現実には、経営者の分身は存在しません。

そのもどかしさから、


「もういい。私がやった方が早い」


となり、結局すべてが自分に戻ってくる。

人に任せられなくて、何でも自分でやって疲れてしまう。

そんな経営者をたくさん見てきました。


このループを抜けるために、考え方を2つだけ変えてみてください。


1. 「新しい視点を取り入れる前提」で任せる

任せるときに一番苦しくなるのは、心のどこかで

「自分のやり方が正解」

と思っているときです。


もちろん、あなたのやり方は正しい。成果も出してきた。

でも、正解が1つだと思い込むと、いつか限界が来ます。


スタッフに任せることは、単なる作業の分担ではなく、

新しい視点をチームに入れる行為 でもあります。


だから、スタッフから出てきた企画や文章、提案が

「うーん、私だったらこうしないな…」

と感じても、まずはこう捉えてみてください。


「違う」=「間違い」ではない

自分とは別の角度からお客様を見ている可能性がある

小さく試せば、失敗してもダメージは限定的

おすすめは、最初から完璧を求めずにテスト運用として一度やってみる ことです。


例)

SNS投稿:3投稿だけ任せて反応を見る

キャンペーン企画:小規模で1回試して改善する

お客様対応:テンプレ+判断基準を渡して任せる

「任せる=自分と同じ形にしてもらう」ではなく、

「任せる=新しい可能性を拾う」へ。


2. スケジュールに“ゆとり”を持たせる

経営者は、思いついたらその日のうちに形にできます。

でもスタッフは、次のプロセスが必要です。


 

  • 依頼の背景(なぜ今それをやるのか)を理解する
  • 優先順位を整理する(自分の担当業務もある)
  • やり方を検討する(あなたの頭の中は見えない)
  • 相談・確認をしながら進める

 

つまり、スピードの前に「理解」が必要なんです。

ここを飛ばしてしまうと、双方しんどくなります。


実際、任せられない方の多くは依頼が急、または 締め切りが間際 になりがちです。


成果を急ぎたい気持ちは分かります。

でも、急に振られたスタッフもびっくりしますよね。


だからこそ、任せるときは

期限を“ギリギリ”ではなく“余裕あり”に設定する

「いつまでに」「何を」「どのレベルで」だけ明確にする

途中確認(中間チェック)の日程も最初に決めておく

これだけで、かなりスムーズになります。


任せられる人になる最初の一歩

任せるのが苦手な人ほど、能力が高く責任感が強い。

だからこそ「任せる」は技術として身につけていくのが大切です。


まずはこの2つから始めてください。


 

  • 新しい視点を取り入れる前提で頼む
  • スケジュールにゆとりを持たせる

 


そして、完璧を求めず「小さく試す」。

その積み重ねが、チームの力になり、あなたの時間を生み、次の成長につながっていきます。


「私がやった方が早い」を少しずつ手放して、自分の時間の有効に使い、次のステージへ進んでいきましょう。