お礼状は突然やってくる|わたしの一筆箋・ハガキストック術

2026/10/07

お世話になった人に、ちゃんとお礼を言いたい。 

そう思ってメールを送る方は、結構多いのではないでしょうか。

 

もちろんメールでもいいんです。でも私は、そういう時に敢えて、手書きのハガキを送るようにしています。 

 

きっかけは、京都・嵐山のおもてなし

月曜日に、京都の嵐山に行ってきました。

 企画してくださったのは、神社仏閣のリトリート企画をいろいろ実施されている阿部ポンポン塾の阿部浩子さん。

阿部さん、神社仏閣関係の人脈が本当に広くて、行った先々でとてもよくしていただきました。

 

お昼を食べたお店でも、本当にもったいないくらいよくしていただいて。 

ありがたいなあ、と思いながら帰って、お礼のお手紙を書いて送りました。

 

「こういう意味でも、やっぱり誰と行くかって結構重要だな」

と感じた旅でしたが、それ以上に、もらったおもてなしにお礼をする。

これをすぐやれるかどうかが、ご縁を繋ぐことにつながるのだと思っています。

 

ハガキを選ぶ理由|相手の時間を取らせないし、印象に残る

よくしてもらった時、お礼のメールを送る方は結構多いんですよね。 

メールでもいいんですけど、そういう時に形のあるもの、お手紙やハガキを送ると、相手の時間も取らせないし、印象に残るなと感じています。

 

文字から、その人の思いが伝わる気がするんです。 

だから本当に感謝を伝えたい時は、お手紙を書くようにしています。

 

とはいえ、便箋に何枚も書くのは大変。 

こで私がいつも用意しているのがハガキです。

 

ハガキだと書ける文量は限られています。

でも、いっぱい書けばいいというものではなくて、感謝の気持ちが伝わることが大切なんですよね。

 

私の文面は、いつもシンプルです。

 

おもてなしへのお礼
印象に残ったエピソードをひとつ
季節の挨拶(朝晩は寒暖差が激しいので、ご自愛くださいね、など)
「お世話になりました」のひと言と、エピソード、締めの挨拶。

それくらいで済むのがハガキのいいところです。

 送るという行為によって、相手に時差で気持ちを届けることができる。

これがいいなあと思っています。

 

お礼は突然やってくる。だからストックする

お礼状を書く機会って、突然やってくるんですよね。 

「時間がある時に書こう」と思っていると、なかなか書けません。

 

なので私は、いつも一筆箋とハガキをストックしています。

 

文具屋さんに行くと、和紙のおしゃれなハガキが結構あります。 

私が気に入っているのは鳩居堂の上品な和紙のハガキ。

ほかにも、旅行に行った時の絵はがきや、好きな作家さんのイラストのハガキをストックしておくのもいいと思います。 

モネがお好きならモネのハガキ、山がお好きなら山の写真でもいい。

 

一筆箋は、お花の絵がきれいなもの(ミドリの紙シリーズなど)をストックしています。

 

文面が心配な時は、AIにチェックしてもらう

ハガキって、そんなにしょっちゅう書くものではないから、「失礼な文面にならないかな」とドキドキしませんか。

 

私の場合は、まずメモ用紙みたいなものに書いて、AIにこう頼んでいます。

 

「こういうことでお世話になったから、お礼状を書こうと思っているんだけど、文章でおかしいところはないか、直して」

 

言い回しがおかしくないか。

季節の挨拶として変じゃないか。 

そして一番難しいのが敬語です。

敬語を使っているつもりでも、正しいのか、尊敬語になっているのか、謙譲語になっているのか、自分ではよくわからなくなる。

 

そういうところもまとめてAIにチェックしてもらって、それを清書して送る。これが私の流れです。

AIに確認してもらうようになって、私の負担が減りました。

 

はじまりは、呉服屋さんと宝石屋さんへの営業

なぜ私がこういうことをするようになったかというと、会社を立ち上げて最初の事業が、イベント企画が中心だったからです。

 

呉服屋さんや宝石屋さんを中心に、イベント企画の幅を広げていきました。

だから、呉服屋さんにまず気に入ってもらわないといけない。

「この子はセンスいいな」と思ってもらう必要がある。

 

そこで私は、営業や提案に行ったら、帰ってきてすぐにハガキを出す、ということをしていました。

 

ハガキを出すにも、中途半端なものでは逆効果。 

そこで鳩居堂のハガキを使いました。

まずは定番の、「これやったら間違いないやろう」というものを使ったのです。

 

まめさが、業績を作る

さらに、私が可愛がっていただいている社長さん、この方も筆まめなんです。

売り上げを何十億と積み上げておられる、すごい社長さんです。

70代の男性の社長さんなんですが、お会いした後や、一緒にご飯を食べた後に、すぐ手書きのハガキを送ってくださるんです。

 

「昨日のご飯楽しかったわ、また行こうや」 

「三根ちゃんといると、なんか元気もらうわ」

そんなことが、さらっと書いてあるんですよね。

 

このまめさで、この社長さんも業績を上げてこられたんだなあと、見せていただきました。 

なので、私もそのまねをしています。

 

目上の人に文章を書くのって、「時間がある時に書こう」と思うと、なかなか書けないものです。

でも、簡単に出せるハガキ。お気に入りのハガキ。

これやったら間違いない、という定番のハガキが手元にあると、「出そう」というその一歩が、すぐに進みます。

 

ぜひ、お気に入りのハガキをストックするところから始めてみてください。