心が動くプレゼンには、資料の美しさ以外の何かがある

2026/10/01

わくらくのビジネスプラン発表会を開催しました。

会員さん4名が、ご自身のビジネスへの思い、そして「その人だからできる理由」を10分にまとめて発表してくださいました。

発表が終わった後のホッとした表情。

 

実はこの記事、読んでいただくのもうれしいのですが、本音を言えば——アーカイブを見ていただくほうが、100倍伝わります。

だから最初に言わせてください。

ぜひ、見てください。

 

 





発表してくださった4名

石川立美子さん 「暮らしの困りごとに、寄り添う。のんのん暮らし支援グッズ」

https://tomonikaigo.base.shop/

 

介護の現場に長く関わってこられたからこそ分かる「こういうものがあれば喜ばれる」という実感値。

その実感が、そのまま商品になっています。課題の見つけ方が現場発であることの強さを、ぜひ感じてください。

 

豊永真由美さん 「50代から、もう一度キャンパスへ。大人の女性の『学び・つながり・新しい挑戦』を育てるBloom Campus」

 

「もう一度キャンパスへ」という言葉だけで、心がふっと動く方がいるはずです。

誰に、どんな風景を見せたいのか。そのイメージの解像度が、事業の強度になっていました。

 

野原悠さん 「自宅を『オフィス』と『暮らし』の両面で快適な空間へ。在宅ワーカーのためのリノベーション『My Home My Office』」 

https://kiro-life.com/
働く場所と暮らす場所が同じになった時代に、ど真ん中の提案。

「誰のどんな困りごとか」が一文で伝わる設計は、PRの教材としても参考になります。

 

野尻知美さん 「世界観はセンスじゃなくて、自分で作れる」

このタイトルに、救われる方が多いのではないでしょうか。

「私にはセンスがないから」と立ち止まっている方に、ぜひ聞いていただきたい10分です。


心が動いた瞬間

発表をご覧になった方が、こうおっしゃったんです。

 

「4人の皆さんの商品、全部買いたくなりました」

 

これを聞いたとき、今回の発表会は成功だったなと思いました。

「買いたくなった」というのは、その人それぞれの魅力がちゃんと伝わって、心が動いたということです。

開催して良かった!と思いました。

 

「時間ができたらやろう」は、永遠に来ない

今回の発表会には、いくつか目的がありました。

 

①PRツールをつくる機会にしてほしい

 

補助金の支援でもいつも言うのですが、「時間ができたらまとめよう」と思っているうちに、その時間は一生やってきません。

だから「9月30日までにまとめましょう」という期限を、半ば無理やりつくりました。

出てね、と個別にお声がけしたのも、そのためです。

 

資料は私と小島がブラッシュアップを担当し、壁打ちしながら一緒に仕上げていきました。

人に見てもらうからこそ、言葉が削れて輪郭が出る。

そうして一つ作っておけば、営業にも、補助金にも、採用にも、いろんな場面で使えます。


②会員さんのビジネスを、たくさんの方に知っていただきたい

 皆さんの発表には、立ち上げようと思ったきっかけ、感じてきた社会の課題への思いがありました。

そこに、ご自身が積み上げてきたキャリアと強みが重なります。

たとえば介護業界に長く関わり、現場の悩みを体感し、「こういうツールがあれば喜ばれる」という実感値を持っている。

その強みと、培ってきた人脈。

いくつもの掛け算が重なって、「その人だからできるビジネス」になっている。

それを皆さん、本当にうまく表現してくださいました。

 

ぜひ、こんな見方をしてみてください

アーカイブをご覧になる方へ、どうか自分ごととして見てください。

 

このビジネス、自分だったらどう展開するかな。

この売り方のパターン、自分の事業に応用できないかな。

この人の広げ方は、私にも使えるかも——そんなふうに。

 

その自分ごと化を少しでもお手伝いできるように、私とリウムの穂口さんがコメンテーターとして参加し、別の角度から深掘りしたり、広げたりするコメントを添えています。

長年のビジネスパートナーである穂口さんが入ってくださったのは、本当にありがたかったです。

 

同じ一つのプランでも、ご本人の視点、私の視点、穂口さんの視点が重なると、ビジネスが立体的に浮かび上がります。

ご本人が気づいていなかった魅力が、質問を投げかけることで表に出てくる瞬間が何度もありました。

 

覚悟は、質疑応答に出る

こういう発表会をやると毎回感じるのですが、その人の深さや哲学が現れるのは、整った資料や流暢なプレゼンではなく、質疑応答なんですよね。

予定していなかった問いに、どう答えるか。

そこにその人の信念が出る。

今回も、皆さんの覚悟がひしひしと伝わってきて、私自身がいちばん刺激をもらいました。

 

3〜5人の規模から次のステージへ進もうとしている方にとって、

「同じ地点で踏ん張っている人の言葉」

ほど効くものはないと思っています。き

っと、どこかに自分と重なる場面があるはずです。

 

ぜひ、アーカイブをご覧ください。
そして見終わったあと、「私だったらどうする?」をイメージしてみて下さいね。