「自分の魅力」を自分で語るのが、いちばん難しい
2026/09/26
鏡がないと自分の顔が見られないのと同じで、「自分の見せ方」って、自分ではどうにも見えないものだなあと、昨日あらためて思いました。
昨日はホームページ作成のお手伝いをしていました。
ホームページづくりって、大きく三つの仕事に分かれます。
何を載せるかという中身の部分、それをウェブのシステムに落とし込む部分、そして見栄えを整えるデザインの部分。
私が担当しているのは一つめ、「何を打ち出すか」というコンテンツ整理です。
システムとデザインは、ビジネスパートナーである有限会社リウムさんと提携して、詰めた中身を形にしてもらっています。
昨日ご一緒したのは、新しく事業を始められた方。
ホームページに載せるということは、自分がどういう人間で、どんな人に来てほしくて、そのサービスを受けるとあなたの毎日がどう変わるのかを、わかりやすく差し出すということです。
しかも同業の方がたくさんいる中で「この人にお願いしたい」と思ってもらわないといけない。
つまり自分の特徴を、自分の口から言わないといけないわけです。
これが、慣れていないと本当に手が止まる。
引き出しは、だいたい開きっぱなしで多すぎる
たとえばヨガの先生がホームページを作るとします。
その方の中にある想いって、ひとつじゃないんですよね。
ヨガにはこんな効果があるという話、ヨガの歴史やスピリット、自分自身が続けてきて変わったこと、生徒さんと関わる中で感じる喜び、そして「あの人、ヨガやったら絶対ラクになるのに」というちょっともやっとした願い。
全部その人の中に、ちゃんとあります。
問題は、どの引き出しを開けて見せるか。
これが自分では選べない。
好きすぎるんです、自分の仕事が。
「ヨガに救われた」という体験が濃い人ほど、想いが厚くて客観的に見られない。
近すぎるものにはピントが合わないという、カメラみたいな話です。
しかもいちばんお客さまに刺さる部分って、だいたいご本人にとっては「当たり前すぎること」の中に埋まっています。
疲れが取れないと言っていた生徒さんが、自分の体に敏感になっていった。
自信がないと言っていた人が、自分と向き合うようになった。
そういう変化を毎週のように見ているのに、日常すぎて、意識にも上らないまま通り過ぎていく。
だから昨日は、「そのときどう考えました?」「お客さまに言われて嬉しかった言葉は?」と、ひたすら深掘りしながら整理していきました。
宝物は、たいてい足元に埋まっています。
見せ方は才能ではなく、筋トレです
私はブログを22年書いています。
22年も書いていると、「こう書いたら読んでもらえる」という感覚が、なんとなく体に入ってくる。
センスというより、完全に筋トレの成果です。
先日、ネットショップを運営されている方とお話ししました。
楽天で何年も表彰されているような方です。
その方のメルマガがまあ読みやすくて、読んでいるうちに「これ、欲しいかも」と自然に指が動く。
伺ってみたら「ネットショップはメルマガ勝負。
楽天でずっと鍛えられてきたので、息をするように読まれる文体が染みついているんです」と。
裏を返せば、最初からできた人はいないということです。
みんな試行錯誤からのスタート。
ただ、その試行錯誤を何年も一人で続けるのか、「そこ、その部分を見せたほうがいいですよ」と横から言ってもらうのかで、到達までの時間はまるで変わります。
そして面白いのは、一度「ここを見せればいいのか」という感覚をつかんだ人は、その後のSNSもブログもセミナーの自己紹介も、急に上手になること。
ホームページのためだけの作業じゃなくて、発信全体の軸が一本通るんですね。
恥ずかしがらずに、人の目を借りてください
自分の魅力を自分で言うのは照れくさい。
でも、照れている間にも、あなたを必要としている人はどこかで別の誰かを検索しています。
自分の見せ方は、最初はプロの手を借りたほうが早い。
昨日のホームページサポートを通して、あらためてそう感じました。
「これでいいのかな」



