
勝田美子さんとのご縁は、もう20年ほど前に遡ります。
30代の勝田さんは、とにかくエネルギーに満ちた方でした。
枕元に携帯を置いて、注文が入るたびにすかさず反応する。
「上を目指す」ことを、文字どおり24時間365日、全力で体現しておられた。
女性起業家あるあるですよね。あの頃の私たち、みんな似たようなものだったかもしれません(笑)。
そんな勝田さんと、10年以上ぶりに再会したとき、正直驚きました。
まるで空気が、柔らかくなっていたんです。
同じ人なのに、まとう雰囲気がまるで違う。
あの「常に臨戦態勢」のオーラが、すっかり「満ちている人」の佇まいに変わっていた。
いったい何があったんだろう、と純粋に思いました。
その答えが、この一冊に詰まっていました。
勝田さんは書かれています。
昔の私はずっと、「今の私はまだ足りない」を前提に生きていた。
これ、刺さりませんか?
売上を上げても、新しいスキルを身につけても、どこかずっと満たされない感覚。
次の目標を立てた瞬間には、もうそこにいる自分が「足りない存在」になっている。
そのループ、心当たりがある方は少なくないはずです。
勝田さんが気づいたのは、必要だったのは「もっと頑張ること」ではなく、置き去りにしてきた本来の自分を、迎えに行くことだったということ。
今、こんな気持ちがあるなら読んでほしいです。頑張っているのに、なぜか苦しい
気づくと自分を責めてしまっている
誰かと比べて、落ち込むことが多い
「こんなはずじゃなかった」と思う夜がある
起業家として前を向き続けることは大切です。
でも、自分自身を置き去りにしたまま走り続けることには、必ずどこかで限界が来ます。
勝田さんは20年以上かけてそれを学び、この本にまとめてくださいました。
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