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【万博体験記】12回目で感じた「人と関わる楽しさ」と循環型社会のヒント

2025/10/13

私の万博最終日は、10月9日。これで12回目の訪問となりました。

運よく日本館の予約が取れて、循環型社会をテーマにした展示を堪能できました。

日本館で感じた「持続可能な社会」の姿

展示は、日本の文化や風土、生態系を踏まえて「成熟した社会でどう持続可能性を実現していくか」を考えるものでした。

特に印象に残ったのは、中庭にある再生水を利用した池。
そこに漂う「ゆとり」や「間」、「遊び」の感覚は、ただの技術展示ではなく、日本らしい美意識を感じさせてくれるものでした。
ここでぼーっと過ごしたくなるほど心地よい空間でした。


大屋根リングで思い出した感動

その後、大屋根リングを歩きました。

初めてこのリングを目にした時の感動を思い出しながら、自分の目で見て、感じて、心を動かされる体験の大切さを改めて実感しました。

情報があふれる時代だからこそ、実際に足を運んで体験することの価値は大きいですね。


パビリオン巡りと人との交流

サウジアラビア館ではトルコアイスを、最後はドイツ館でビールを楽しみました。

一人で行動することが多かった私ですが、この日は30代前半くらいの女性と相席に。

お気に入りのパビリオンや美味しかったグルメについて語り合い、自然と会話が弾みました。

列に並んでいる時や、食事の場でのちょっとした交流が「もっと人と関わりたい」という私の気持ちに火をつけてくれました。


万博から得た学び

開幕前は、まさか自分がこんなに万博に夢中になるとは思ってもいませんでした。

けれど12回訪問して感じたのは、

「何でも自分の目で確かめてみることの大切さ」

です。

展示や建築、人との出会いから得られる感動は、ネットや本では味わえないもの。


万博の体験は、私にとって「持続可能な社会」だけでなく、「人とつながる豊かさ」を考えるきっかけとなりました。