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お盆休みに気づいた、AIを「遊びながら」学ぶ力

2025/08/16

お盆休みは、佐賀の実家に帰省してきました。

中学生の甥っ子と小学生の姪っ子がいて、帰るたびに会えるのが私の密かな楽しみです。


最近の子どもたちは学校でパソコンの授業もあり、私がパソコンで仕事をしていると

「なにしてるの?」

と興味津々で覗いてきます。

そこで今回は、少しだけAIの世界を体験してもらうことにしました。


遊び心から始まる学び


子どもたちに人気のアニメといえば「鬼滅の刃」や「推しの子」。

「自分の写真を鬼滅の刃風にして!」

「推しの子風に!」

とリクエストしながら、写真をイラスト風に変換するAIツールを楽しんでいました。




最初は面白がっていただけだったのに、慣れてくると

「この男の子が戦っている絵を描いてください」

と、どんどん具体的な指示ができるように。


その姿を見て、「まずは“遊び”から入って感覚的に慣れる」ことが、AIを使いこなす第一歩なんだなと改めて感じました。


思い出もAIが引き出してくれる


甥っ子と話しているとき、ふと彼の財布から古いレシートが出てきました。

「これ、何を買った時のだったっけ?」

と首をかしげていたので、

「AIに聞いてみようよ」

と提案。

レシートを読み込ませると、旅行中に買ったお菓子だと表示されました。

すると甥っ子も「あ、そうだった!」と思い出して、旅の話に花が咲きました。


単なるデータの処理に留まらず、AIは記憶を呼び起こすきっかけにもなるのだと気づいた瞬間でした。


経営にも通じる感覚


子どもたちと一緒にAIを触りながら思ったのは、「楽しみながら慣れる」

ことの大切さです。

経営者にとってもAIはもはや避けて通れない存在ですが、最初から「仕事に役立てなきゃ」と身構えるとハードルが高く感じてしまいます。


まずは面白いと思えることから試す。

そこから「自分の相棒」として活用できる感覚を身につけていくことが、これからの時代の経営者に必要なスタンスだと感じました。


お盆休みのひとコマが、AIとの付き合い方を改めて教えてくれた時間となりました。